[読み物] 名刺は黄金比

黄金比とは

皆さんがいつもお使いの名刺のサイズは、55mm×91mmという寸法で出来ています。 このサイズは、「人が見て最も美しいと感じる縦横比」で仕上がっているという事をご存知でしょうか? これを黄金比といって、 「縦1に対して横1.6」という比率に近いサイズになっています。 黄金比の厳密な数値は1:1.6180339887・・・となります。

この黄金比の登場は古く、古代ギリシアの彫刻家ペイディアスが初めて使ったと伝えられています。 また、レオナルド・ダ・ヴィンチも発見し作品に反映させていたという事も、有名な話です。 そして、「黄金比」という用語が文献上に初めて登場したのは1830年頃だということです。

黄金比は、ピラミッドやパルテノン神殿、ミロのビーナスといった歴史的な建造物や美術品の中に多く見出すことができます。 また現代では、あのアップル社のリンゴマークなど、企業・団体等のマークや工業製品等にも多く使われています。

さらに、黄金比に近いほど理想的であると考えられている対象として、以下の例が有ります。 自動車の「ホイルベース長」対「トレッド幅」、人体のプロポーションは「ヘソから上」対「ヘソから下」とか、 顔面の目・鼻・口のバランス等々あらゆる分野に及んでいます。

そして、それは自然界にも多数存在し、最も調和のとれた美しい比率として人々を魅了して止みません。 一例をあげれば、オウム貝のらせん構造・ひまわりの種の配列・松ボックリの松笠の配列等の中にも見付けられるのです。
この事実には、何か深い意味があるように思えませんか。

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